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霧島酒造×スターバックスのコラボレーションから誕生した「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」が都城市とmore treesの森づくりに連携 。『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』開始!

企業情報

2025年12月4日

~活動の通称は「ODEN(おでん)」! 12月20日(土)にはワークショップを開催~

 霧島酒造株式会社とスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、2026年1月27日(火)にオープンする2社のコラボレーションプロジェクトから生まれた「KIRISHIMA GREENSHIP icoia(キリシマ グリーンシップ イコイア)」において、両社の強みを生かした地域社会や自然環境に前向きなアクションをしていく活動のひとつとして、宮崎県都城市と一般社団法人 more treesが取り組む「多様性のある森づくり」と連携し、『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』に参加いたします。

■みやこんじょ資源循環森林プロジェクトとは

 都城市では、市内の豊かな森林を活かして、森林資源の循環利用や木材生産を推進し、地域固有の風土や技術を活かしながら土地に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」に取り組むmore treesと協働し、森づくりを展開しています。『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』は、霧島酒造とスターバックスが「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」で実施する地域社会や自然環境に前向きなアクションと連携し、一緒に地域の森づくりに取り組んでいく活動です。

 霧島酒造とスターバックスは、これまで「たい肥クラブ」として、南九州大学環境園芸学科の教授と学生にご協力いただき、両社の事業活動により排出されるコーヒーかすや焼酎粕を材料にした「たい肥づくり」の実験を行ってまいりました。このたび、都城市とmore treesの「多様性のある森づくり」と連携することで、その完成したたい肥を活用し、都城市内で採取したイチイガシなどの種子(どんぐり)を「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」の敷地内で育苗します。将来的には都城地域の森へ植林を行い、豊かな森づくりにつなげてまいります。さらに、お客様の森への興味、関心を高めるために、種子採取や育苗、植林など、お客様参加型のワークショップを開催するなど、産官学が協働する地域の森づくりの推進に貢献します。

 また、『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』は、その活動の通称を『ODEN(おでん)』 としております。『ODEN』は、Organic Diversion Enriches Natureの頭文字をとったものです。「資源循環は自然を豊かにする」という想いのもと、地元で親しまれている「都城おでん」のように、この活動が地域の皆様に親しみと共感を持っていただけるよう名付けました。

■霧島酒造、スターバックス、都城市、more treesによるワークショップ
「森の集い場 ワークショップ~木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか~」を開催

 『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』の活動として、2025年12月20日(土)に都城市内で地域の皆様にご参加いただける「森の集い場 ワークショップ~木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか~」を開催いたします。
 このワークショップは、大人からお子様まで、みんなが都城の豊かな森に想いを馳せていただく時間となるような、森に関わるコンテンツを用意しております。「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」などで使用する家具の端材を活用した小さなスツールや小さなクリスマスツリー作り、先日の「霧島秋まつり2025」で大変好評いただきました「どんぐり芽吹くかな!?実験」、そのほか「キッズバリスタ体験」や宮崎県立都城商業高等学校の「紙漉き文化再生プロジェクト」による「オリジナル一輪挿しづくり」など、森とつながるワークショップを実施いたします。

■「森の集い場 ワークショップ~木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか~」実施概要

日時 2025年12月20日(土)10:00~15:00
※最終入場時間14:30
場所 「道の駅」都城NiQLL
宮崎県都城市都北町5225番地1
入場料 無料
※一部ワークショップでは事前予約・有料のものがあります。
内容 つみきで森とまちの未来地図づくり、小さなスツール作り、小さなクリスマスツリー作り、
どんぐり芽吹くかな!?実験、キッズバリスタ体験、
「紙漉き文化再生プロジェクト」によるオリジナル一輪挿しづくり
参加方法 事前予約制
事前予約URL https://mori-tsudoi-miyakonjo.peatix.com
※ワークショップの予約は12月5日(金)から開始いたします。
※定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
【小さなスツール作り イメージ】
【どんぐり芽吹くかな!?実験 イメージ】

 霧島酒造は1916年の創業以来、「地域に根ざし、地域と共に発展する企業」として地域と自然を大切にした焼酎造りを行っています。また、従業員参加型の植林活動に2004年から取り組んでおり、2024年には都城地域の再造林の支援をさらに加速させるなど、都城市の豊かな森林育成のための活動に精力的に取り組んできました。本プロジェクトを通じて地域の自然への還元をさらに推進し、その恵みを未来へ循環させることにより、持続可能な社会の実現に貢献いたします。

 スターバックスは1996年の日本初出店以来、地域社会に根差した活動を続けてきました。その中のひとつに、地域の文化や環境を尊重した店舗づくりとして、地元の木材を店舗の家具や内装に取り入れるなど、コミュニティへの貢献として実施してきました。今回のような取り組みは、宮崎県都城市のほか、群馬県みなかみ町、大阪府河内長野市など、全国に少しずつ広がり、森と人をつなぐ架け橋となる活動として、地域の仲間と連携し取り組んでいきます。

 霧島酒造とスターバックスは、「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」を通して、日々の地域とのつながりを大切にしながら、お客様一人ひとりの日常に彩りを添える時間を提供してまいります。また、持続可能な未来を目指し、両社の強みを生かした前向きなアクションに向けて取り組んでいきます。